一般財団法人 自転車産業振興協会 技術研究所
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通番 | 500 | 入力番号 | C00500 |
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副題 | 液態滲炭法について | 報告者 | 小川喜代一 |
所属 | 東京都工業奨励館 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.8 1955-3 P83-92 DW11TB4 | 発行年月日 | 19550330 |
概要 | この講座は、前回(第3回)までに鋼の表面硬化法の各種方法について概説し、さらに固態滲炭法に関しては詳述したが、本号においては液体滲炭法の理論と実際面の現状を詳しく述べてみる。 現状における自転車部品の大部分は液態滲炭法によるものと思われるが、固態滲炭法に比較すると作業が極めて短時間で済むために手離れのよいこと、処理後の部品表面が美しく、しかも熱処理歪が僅少であること、耐摩耗性が固態滲炭による部品よりも優れていることなどの主なる長所がある。 | 入力日 | 19900131 |
キーワード | 表面硬化法/液体浸炭法/浸炭窒化金属/浸炭防止法 | 画像枚数 | 10 |
PDF頁数 | 10 | file | C00500.pdf |
通番 | 499 | 入力番号 | C00499 |
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副題 | 報告者 | 林禎一 | |
所属 | 名古屋工業技術試験所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.8 1955-3 P76-82 DW4TB7PH1 | 発行年月日 | 19550330 |
概要 | クロムメッキ浴は1920年にG・J・Sargentが無水クロム酸と硫酸とからなる浴を発明して以来、30余年の間安定的に使用されてきた。しかしクロムメッキも次第に工業機械用の硬質クロムメッキさらに近時はポーラスクロムメッキへと益々発展しつつあり、用途の拡大とともにメッキ浴に対する要求が次第に増し超Sargent浴を目指して現在なお多数の研究が行われつつある。その改良の一里塚ともいえるケイフッ酸根を添加剤とする浴が近年世界各国において実施されるようになったので、解説をする。 | 入力日 | 19900131 |
キーワード | クロムめっき/ケイフッ酸根/めっき浴添加剤 | 画像枚数 | 7 |
PDF頁数 | 7 | file | C00499.pdf |
通番 | 498 | 入力番号 | C00498 |
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副題 | 報告者 | 大阪経済局商工課 | |
所属 | 出典 | 自転車生産技術 | |
号・年月・頁 | NO.8 1955-3 P69-76 PH12 | 発行年月日 | 19550330 |
概要 | 本稿は昭和29年11月自転車工業会関西支部で行われた第1回生産技術講習会での映画解説の前刷りと、その画の1部を掲載したものである。 解説の各項目は次のごとくである。 ”メッキ”1.酸洗い、2.研磨、3.エメリーバフの作り方、4.機械研磨、5.廻転研磨、6.艶出し酸洗い(キリンス仕上げ)、7.脱脂、8.刷毛洗い、9.電源、10.メッキ、11.青化銅メッキ、12光沢ニッケルメッキ、13クロムメッキ、14廻転メッキ、15真空メッキ、16遠心脱水機、17乾燥、などである | 入力日 | 19900131 |
キーワード | めっき/酸洗い/研摩/バフ/脱脂/真空めっき | 画像枚数 | 8 |
PDF頁数 | 8 | file | C00498.pdf |
通番 | 497 | 入力番号 | C00497 |
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副題 | 報告者 | 竹内一清 | |
所属 | 日米富士自転車株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.8 1955-3 P47-68 DW53TB2 | 発行年月日 | 19550330 |
概要 | 誘導加熱の利点を箇条的に上げてみると、次のようなものとなる。(イ)加熱速度の速いこと、従って入力・労働力の単価低減(ロ)部分加熱ができること、従って熱量の節減、運転費の削減(ハ)加熱条件を調節できること、すなわち他法による不可能なものをも生産し得る(ニ)生産品質の向上、歪の発生が極めて少なく、スケール等の影響も除去でき、強度も保てる。従って信頼度が高くなる(ホ)労働条件の向上、従来の如き焔によるよごれや、炉の如き暑さによる消耗が除去でき、極めて清潔であること、などある。 | 入力日 | 19900131 |
キーワード | 高周波誘導加熱/ろう付け/インダクター/置きろう | 画像枚数 | 21 |
PDF頁数 | 21 | file | C00497.pdf |
通番 | 496 | 入力番号 | C00496 |
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副題 | 報告者 | 左治木清吾 | |
所属 | 名古屋工業技術試験所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.8 1955-3 P44-46 DW4TB2PH2 | 発行年月日 | 19550330 |
概要 | 放電加工法は今次大戦中の頃ソ連で提唱され始めた新非削加工法の一種で、電気のスイッチが火花のため除々に消耗してゆく現象を巧みに逆用して加工を行うものと考えてよい。放電加工で行える作業の種類はいろいろあるが、現在わが国が最もよく研究されているのは、金属に対する孔明け、切断、研磨の3種類であろう。放電加工の全種類に共通して最も大きな特長は被加工体となる金属の硬さに制限のないことで、しかも加工による材質の変化は無視でき、従来の方法では不可能か困難であった作業が可能になった面も多い | 入力日 | 19900131 |
キーワード | 放電加工/穴あけ加工/切断/研摩 | 画像枚数 | 3 |
PDF頁数 | 3 | file | C00496.pdf |
通番 | 495 | 入力番号 | C00495 |
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副題 | 報告者 | 上野敬一 | |
所属 | シーベルヘグナー株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.8 1955-3 P42-43 TB1PH3 | 発行年月日 | 19550330 |
概要 | 打抜きあるいは孔あけされた板金部品は、そのせん断切口が特有の粗さを有しており、これを所要の形状寸度に正確に、かつまた平滑に仕上げることは、この切口が直線または円弧以外の曲線より成る場合、従来なかなか困難で、かつ非能率的であった。ESSA社製のシェービングプレスは、これらの難問題を見事に解決するSizing and Finishing Pressで、その仕上可能範囲は、いかなる形状曲線でも差支えない。以下本機の概略を述べる。 | 入力日 | 19900131 |
キーワード | シェービング/プレス/打抜加工 | 画像枚数 | 2 |
PDF頁数 | 2 | file | C00495.pdf |
通番 | 494 | 入力番号 | C00494 |
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副題 | 報告者 | 栗野泰吉 | |
所属 | 名古屋工業技術試験所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.8 1955-3 P37-41 DW9TB4 | 発行年月日 | 19550330 |
概要 | 型打作業をしたり、プラスチックの型やゴムの型を作ったりするとき、型の消耗率の多い仕事においては型彫りをすることは大きななやみであり、生産コストにひびくことも大きい。ここに紹介するホビナグプレスによる非切削加工による方法は甚だ興味あるものである。常温で非切削加工で型を作ることは原材料の消耗が少なく、連続的なファイバーフローを示し、加熱によるスケール除法の心配もなく、表面仕上げもきれいになり、硬度も増し摩耗を減少し、実際の製造時間も減少し、半熟練者でも作業を行う事ができるなど、多くの利点をもっている | 入力日 | 19900131 |
キーワード | ホビングプレス/型製作/型彫り | 画像枚数 | 5 |
PDF頁数 | 5 | file | C00494.pdf |
通番 | 493 | 入力番号 | C00493 |
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副題 | 報告者 | 松尾謙吉 | |
所属 | 後藤鍛工株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.8 1955-3 P29-36 TB6PH4 | 発行年月日 | 19550330 |
概要 | 一口に鍛圧加工といっても大変広い分野があるが、ここでは圧延すなわち製鋼、伸鉄、線引等の原料加工部門、それと板金部門を除き、主として鍛造による製品加工部門について述べる。この鍛造部門にあっても冷間、熱間、その中にハンマ、プレス、ロール等があり、これが更に各工法に別れていて一概にいいつくせないが、本稿においては特にどういう工法が重要視されつつあるか、またどのような方向に進みつつあるかを考え、鍛造用機械設備、加熱法、鍛造型用鋼、製品精度などにわたって、概説する。 | 入力日 | 19900131 |
キーワード | 鍛造作業/鍛造機/型材/寸法精度 | 画像枚数 | 8 |
PDF頁数 | 8 | file | C00493.pdf |
通番 | 492 | 入力番号 | C00492 |
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副題 | 報告者 | 岡田一郎 | |
所属 | 株式会社東京鍛工所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.8 1955-3 P21-28 DW8TB2 | 発行年月日 | 19550330 |
概要 | 高温金属の加工方法のうち、急激な速度で金型を用いて変形を与えるものが型鍛造である。前回(第1回)は型鍛造の特長、型鍛造部品の設計、型鍛造用型鋼について述べたが、今回は引続いて、型彫作業、鍛造作業、型鍛品に表われる欠陥と防止対策について述べる。型鍛造部品の設計と、その金型の型彫作業の良否は、直ちに型鍛造作業の難易および製品のできばえに影響する基本的な要素である。 | 入力日 | 19900131 |
キーワード | 型鍛造/鍛造型/型彫り/鍛造作業 | 画像枚数 | 8 |
PDF頁数 | 8 | file | C00492.pdf |
通番 | 491 | 入力番号 | C00491 |
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副題 | 報告者 | 福井伸二 菊池正彦 | |
所属 | 科学研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.8 1955-3 P1-20 DW70TB8 | 発行年月日 | 19550330 |
概要 | 物体に外力を加えると変形が生じ、外力を除くと前の形状に戻る場合、その変形が弾性変形で、元に戻らないで変形が残る時に、その残った変形を塑性変形という。この塑性変形を利用して素材の寸法、形、または性質を望むように変える加工が塑性加工である。すなわち、金属性品の製造において、切削によらないで変形して加工するのが塑性加工であり、ここでは一般的に広く行われているプレス加工と、鍛造加工の種類とそれらの方法の概要について述べる。 | 入力日 | 19900130 |
キーワード | 塑性加工/塑性変形/プレス加工/鍛造作業 | 画像枚数 | 20 |
PDF頁数 | 20 | file | C00491.pdf |
通番 | 490 | 入力番号 | C00490 |
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副題 | 報告者 | 篠崎市郎 | |
所属 | 菱江株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.7 1955-3 P125-128 | 発行年月日 | 19550320 |
概要 | 金属の錆を防ぐには、金属の表面から酸素、水あるいは腐蝕性物質を遮断すればよいのであるが、安価に、そして完全に防錆し得るかといえば、これはなかなか容易なことではなく、各方面から新らしい防錆方法の登場が要望されているわけであり、この要望に応えて現れたのが、ここに述べる気化性防錆剤である。これは米国で研究開発され、日本に輸入されるようになって注目され、現在では我が国でも製造されるようになったもので、気化性防錆剤(V・C・I)または気相防錆剤(V・P・I)といって広く使用されるようになってきた。 | 入力日 | 19900130 |
キーワード | 気化性さび止め材/防さび性/防食技術 | 画像枚数 | 4 |
PDF頁数 | 4 | file | C00490.pdf |
通番 | 489 | 入力番号 | C00489 |
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副題 | 報告者 | 関立大 | |
所属 | 通商産業省工業品検査所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.7 1955-3 P123-124 DW1 | 発行年月日 | 19550320 |
概要 | 輸出産業の振興ということは恒久的に市場を確保することによって成立つため、政府は終戦後いち早く粗悪品の海外流出を防止するため、それまでの規則等を統廃合して輸出品取締法として一貫した思想のもとに貿易政策のうちの輸出政策の一環として取締精度の確立、運用へと移行させた。自転車業界においても、自転車競技法の制定から、その競技による収益金による事業に、検査設備の充実と検査精度の確立を選んでいることによっても、輸出の振興、とりわけ検査精度が重要なことがあるのがわかる。 | 入力日 | 19900130 |
キーワード | 輸出検査/製品検査/自転車生産技術 | 画像枚数 | 2 |
PDF頁数 | 2 | file | C00489.pdf |
通番 | 488 | 入力番号 | C00488 |
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副題 | 報告者 | 安藤芳郎 | |
所属 | 名古屋市工業研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.7 1955-3 P119-123 | 発行年月日 | 19550320 |
概要 | 戦後、米軍によって日本に導入された品質管理が、日本の工業特に中小企業にそのまま適用することは多くの困難がある。しかしこれを日本式に改善することは可能である。また一歩一歩前進して行くならば品質管理を行うのでなかったならば完全な生産管理をできなくて、経営者は果して”もうかって”いるのかどうか分らなくなってしまい、労働者は果して生産に対する報酬をもらうことができるかどうか分らなくなってしまう。このようになってはならないから、生産管理について今一度考えるべき時機ではなかろうかと考える。 | 入力日 | 19900130 |
キーワード | 品質管理/生産管理/作業標準/検査基準/統計調査 | 画像枚数 | 5 |
PDF頁数 | 5 | file | C00488.pdf |
通番 | 487 | 入力番号 | C00487 |
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副題 | 報告者 | 吉田亨 | |
所属 | 名古屋市工業研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.7 1955-3 P113-118 DW3TB4 | 発行年月日 | 19550320 |
概要 | 筆者は数年前より自転車工業会の依頼によって欧州諸国の自転車やバイク等の調査を行って来たのであるが、その間特に車体に関して重点的に調査してきた。そこでこれ等の調査とそれと並行して筆者等の行ってきた実験ならびに各研究機関等で従来行われた研究調査を基として、自転車車体を性能、構造、強度、接合、素材等の総合的見地から考察してみたいと思う。 | 入力日 | 19900130 |
キーワード | 自転車/車体/材料/操縦性/安定性/緩衝装置/強度 | 画像枚数 | 6 |
PDF頁数 | 6 | file | C00487.pdf |
通番 | 486 | 入力番号 | C00486 |
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副題 | 報告者 | 杉本光男 | |
所属 | 科学研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.7 1955-3 P107-112 DW3TB5 | 発行年月日 | 19550320 |
概要 | メッキや塗装の厚みを正しく測定することは難かしい。これはメッキや塗装の厚さは比較的薄皮膜であって、物の長さを物差しで直接計るような簡単な方法ではないためである。厚みの計り方は、昔から色々の方法が考案され、それぞれ特徴をもった沢山の方法がある。これらのメッキや塗装の厚みの計り方の種類、原理、特徴、正しく厚みを計るための注意等について簡単に説明する。従ってこれらの計り方の中で、技術、設備、必要な正確度、経費等を参酌し、最も適当な計り方を採用することが望ましい。 | 入力日 | 19900130 |
キーワード | 膜厚計/膜厚測定/科学的処理/物理科学的方法 | 画像枚数 | 6 |
PDF頁数 | 6 | file | C00486.pdf |
通番 | 485 | 入力番号 | C00485 |
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副題 | 報告者 | 宮城文夫 | |
所属 | 東芝鋼管株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.7 1955-3 P101-106 DW7TB7PH7 | 発行年月日 | 19550320 |
概要 | 自転車用鋼管をフレームに組立てる際には、ロー付、フラッシュバット溶接、低温溶接等によりかなり高い温度加熱し、時には過熱さえして空気中で冷却される。従って加熱を受けた部分は鋼管製作時に持っていた強度に変化をきたす。すなわち材質によっては軟化するものもあり、逆に固く脆くなるもの等があるので、熱影響によって機械的性質がどう変化するかを是非共知っておく必要がある。これらの点について今日迄に試験した結果を紹介し、参考に供する。 | 入力日 | 19900130 |
キーワード | 電縫鋼管/高抗張力鋼管/クロムモリブデン鋼/マンガンモリブデン鋼 | 画像枚数 | 6 |
PDF頁数 | 6 | file | C00485.pdf |
通番 | 484 | 入力番号 | C00484 |
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副題 | 報告者 | 中村実 | |
所属 | 横浜市輸出工芸指導所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.7 1955-3 P95-100 DW3TB1 | 発行年月日 | 19550320 |
概要 | 現在わが国で実施されている光沢ニッケルはナフタレンスルフォン酸塩あるいはサッカリンの如き有機光沢剤を加える方法と、コバルトニッケル合金による光沢ニッケルの二つに大別できる。メッキの性質及び光沢の点で後者の方が若干すぐれているが、管理が非常に難しいため完全な状態で実施されている工場は少ない。この方法は20年も前にワイスベルグにより研究され、普及されたもので、わが国としては如何に工業化するかということが先決問題である故、この点を主体に解説してみたい。 | 入力日 | 19900130 |
キーワード | ニッケル-コバルト合金めっき/光沢ニッケルめっき/めっき技術 | 画像枚数 | 6 |
PDF頁数 | 6 | file | C00484.pdf |
通番 | 483 | 入力番号 | C00483 |
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副題 | 報告者 | 友野理平 | |
所属 | 京都府立機械工業指導所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.7 1955-3 P87-94 DW2TB7PH3 | 発行年月日 | 19550320 |
概要 | 交流を併用してメッキ電流に直流→交流→直流→交流の繰返しを与えると、大略次のような効果がメッキにあらわれる。大きな電流が使用できて、短時間に厚いメッキが得られる。平滑で光沢の高いメッキが得られる。メッキ時間が長くなっても、平滑度や光沢には変化がなく、むしろ向上する。つきまわりが向上する。緻密なメッキが得られるから耐蝕性がよく、直流だけのメッキに比して、密度が大で電気伝導度が高い。陽極の溶解が順調となるから、液成分の変化やPHの変動が少くなり、液が安定する。大要以上のような効果が認められている。 | 入力日 | 19900129 |
キーワード | めっき/交流併用めっき/銅めっき | 画像枚数 | 8 |
PDF頁数 | 8 | file | C00483.pdf |
通番 | 482 | 入力番号 | C00482 |
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副題 | 報告者 | 納五平 | |
所属 | 電気塗装機株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.7 1955-3 P81-86 DW4TB5PH3 | 発行年月日 | 19550320 |
概要 | 電気塗装法の原理は、コットレルの電気収塵法の応用であって、高圧直流電気でガス中の粒子に架電し、それを反対の極板に吸着せしめる方法を塗装に応用したのである。最初は、塗料を強電界に圧搾空気を用いるスプレーガンで噴霧し、塗料の微粒子に(-)イオンを帯ばしめ、被塗装物を正極として塗料を吸着せしめる方法であった。この圧搾空気を使うことに欠点があった。その後、高圧電気で塗料の微粒子ができることが発見され、現今のカップ式のスプレースタンドが実用されるに至ったのである。 | 入力日 | 19900129 |
キーワード | 電気塗装機/スプレースタンド/スプレー塗装機器 | 画像枚数 | 6 |
PDF頁数 | 6 | file | C00482.pdf |
通番 | 481 | 入力番号 | C00481 |
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副題 | 報告者 | 太田正矩 | |
所属 | 岡本自転車株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.7 1955-3 P75-79 DW5TB3 | 発行年月日 | 19550320 |
概要 | われわれがロー材やフラックスあるいはロー付方の改良を試みようとするとき、いかなる試験片で実験をしたら良いか一寸迷うものである。これに関して興味ある報告がAmerican Machinist April 2、1951、に記載されてあったので紹介する。 また、これと同じく銀ローのせん断強度に関して有益な試験報告が見つかったので報告する。報告は銀ローについてのものであるが、真鍮ローの試験にも役立ち、加熱温度、加熱時間、ロー材、フラックスの選定等に際していずれかを利用すれば有効であろうと推察する。 | 入力日 | 19900129 |
キーワード | ろう付け/真ちゅうろう/銀ろう/せん断強さ試験 | 画像枚数 | 5 |
PDF頁数 | 5 | file | C00481.pdf |
通番 | 480 | 入力番号 | C00480 |
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副題 | 報告者 | 自転車生産技術開放研究室 | |
所属 | 出典 | 自転車生産技術 | |
号・年月・頁 | NO.7 1955-3 P61-74 DW19TB9PH22 | 発行年月日 | 19550320 |
概要 | ロー付技術の上手、下手は母材をいかに最低温度の加熱でロー廻りのよい接合部を得るかにかかっている。更に母材に附着する不用ローの少ない程よいわけであり、操作時間も少ない程よい。これらのことは腕先の要領や技術とロー付の方法、設備、治具、材料などにまたがって関係してくる。また鋼管の嵌合度も大いに関係する。すなわち、設備と腕の両方が必要であり、悪い設備のままではいかに腕の技術がよくても、ある限界以上の技術向上は求められない。 | 入力日 | 19900129 |
キーワード | ろう付け/作業標準/リングバーナー | 画像枚数 | 14 |
PDF頁数 | 14 | file | C00480.pdf |
通番 | 479 | 入力番号 | C00479 |
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副題 | 報告者 | 大西巌 | |
所属 | 大阪大学 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.7 1955-3 P55-60 DW15 | 発行年月日 | 19550320 |
概要 | 溶融しているのはローの方だけで、母材金属の方は少しも溶融していないのに、なぜあんなに強く接合されるのか、ちょっと不思議である。ローというものはそんなものである、といってしまえばそれまでのことであるが、その接着の原理というようなものを説明してみることも無駄ではなかろう。もともとこの原理は、特にロー付だけにあてはまるのではなく、鍛接でも、ガス圧接でも、広い意味の溶接はみな同一の原理によっている。だからここでは題目の枠外にはみ出る嫌いはあるが、溶接一般の原理をも述べることになる。 | 入力日 | 19900129 |
キーワード | ろう付け/溶接/接着/溶接冶金学 | 画像枚数 | 6 |
PDF頁数 | 6 | file | C00479.pdf |
通番 | 478 | 入力番号 | C00478 |
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副題 | 報告者 | 中西正美 | |
所属 | アンドリュース商会大阪支店 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.7 1955-3 P44-54 PH1 | 発行年月日 | 19550320 |
概要 | 米国ランヂスツール社は円筒研磨盤専門のメーカーとして世界的に有名であり、わが国にも戦前戦後を通じ数多くの同社製研磨盤が輸入され、その性能は高く評価されている。本記事は同社発行の冊子”Better Grinding”より抜粋したもので、良き研磨をするために心得ねばならぬ各種条件、事項を説明してある。研磨盤操作員としては初歩の心得でありながら、案外考慮が払われておらぬため、工作品の研磨精度を害していることが度々見受けられるという。本記事は主として経験浅い方々の参考として呈するものである。 | 入力日 | 19900129 |
キーワード | 研摩技術/研摩盤/といし | 画像枚数 | 12 |
PDF頁数 | 12 | file | C00478.pdf |
通番 | 477 | 入力番号 | C00477 |
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副題 | 報告者 | 岡田一郎 | |
所属 | 株式会社東京鍛工所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.7 1955-3 P37-43 DW1TB10 | 発行年月日 | 19550320 |
概要 | 高温金属の加工方法のうち、急激な速度で金型を用いて変形を与えるものが型鍛造で、これに用いる機械を大別すると、重力を利用するものと空気力又は蒸気力を利用するものとがある。ハンマーの種類にも色々あるが、現今用いられているものは、米国では主として板落下鎚と蒸気又は空気落下槌であり、わが国においてもこれと変りがない。ドイツでは鎖落下槌及びベルト落下槌が多い。この外にドイツ系の相撃槌及び米国の水平衝撃槌がある。又最近米国の自転車会社では、高速クランクプレスを利用した鍛造法が盛んになってきた。 | 入力日 | 19900129 |
キーワード | 型鍛造/鍛造機/鍛造型/鍛造作業/金型用材料 | 画像枚数 | 7 |
PDF頁数 | 7 | file | C00477.pdf |
通番 | 476 | 入力番号 | C00476 |
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副題 | 報告者 | 加地稔 | |
所属 | 日本コサ株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.7 1955-3 P27-36 TB5PH16 | 発行年月日 | 19550320 |
概要 | 筆者は昭和13年(1937)に渡米して、約10ケ月米国の各地を巡り、鍛造工業を視察したので、今回は戦後における変化及びその進歩が、欧米において如何に差があるかという点を主なる課題として、各社を訪問した。戦後10年、前回の渡米から約17年後の今日、その進歩発達の程度が文献等でみるより遥かに進んでいることに驚いた。渡航目的が自動車工業及び航空機工業に関する鍛造関係が主であったので、自転車工業とは多少縁が遠い嫌いがあるが、共通性をもつ小物鍛造について述べることにする。 | 入力日 | 19900129 |
キーワード | 鍛造/鍛造機/鍛造設備 | 画像枚数 | 10 |
PDF頁数 | 10 | file | C00476.pdf |
通番 | 475 | 入力番号 | C00475 |
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副題 | 報告者 | 三船義雅 | |
所属 | 株式会社高木鉄工所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.7 1955-3 P21-26 DW3TB1PH12 | 発行年月日 | 19550320 |
概要 | 外国製自転車研究の結果、それらのギヤの歯は殆んどプレス抜きであることが確認せられ、業界でも抜歯に対する関心が高まってきたようである。しかし抜歯そのものは、目新しい加工法でもなく、古くから各所で行われていたのであるが、深く掘り下げて研究したところは案外少なく、大半は依然として歯切加工を行っているの現状である。当社では、戦前から種々のプレス総歯型を試作して研究を続け、更に進んで量産研究を行っているが、好評を得ている。そこで抜歯に関する概要と切歯との比較について簡単に述べる。 | 入力日 | 19900129 |
キーワード | ギヤ板/切削加工/プレス打抜き/歯切盤/抜き歯 | 画像枚数 | 6 |
PDF頁数 | 6 | file | C00475.pdf |
通番 | 474 | 入力番号 | C00474 |
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副題 | 報告者 | 舟橋康夫 | |
所属 | 高砂チェン株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.7 1955-3 P15-20 DW4TB4PH3 | 発行年月日 | 19550320 |
概要 | わが社においては、昭和25年に、この超硬合金のプレス抜型の実験に予想外の成功を納め、その後実際生産用の型には殆んど超硬合金の型を使用している。超硬合金の抜型は、その使用法が難かしいため慎重を要するのであるが、設計、加工、組立、使用プレス機械、使用材料等の諸条件が宜しきを得れば、従来の鋼製抜型に比し数十倍もの寿命があり、量産工程中における生産技術的見地からの経済性は莫大なものがある。5年間の短い使用経験を通して、内外諸文献の要点の説明と、わが社における使用例について述べ、参考に供する。 | 入力日 | 19900127 |
キーワード | 超硬合金/プレス型/型製作法 | 画像枚数 | 6 |
PDF頁数 | 6 | file | C00474.pdf |
通番 | 473 | 入力番号 | C00473 |
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副題 | 報告者 | 木村新也 | |
所属 | 光風自転車株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.7 1955-3 P9-14 DW17PH1 | 発行年月日 | 19550320 |
概要 | ダイセットとは、型を「取付けっぱなし」のままで、機械と分離できるように工夫されたプレス機械の一部品(アタッチメント)である。精機学会編「精密工作便覧」のダイセットの所を見ると、「型を作った高度の技術と深い熟練とを、型がプチスの上で加工する時にまで延長させて、有効に役立たせる手段がダイセットの使用であって、工具製作とプレス加工との2者の協同は、この手段以上にはありえない」とある。簡単にいえば、型の取付けに熟練がいらなくなる、最短時間で型の取付けがおこなわれるということになる。 | 入力日 | 19900127 |
キーワード | ダイセット/プレス金型/プレス技術 | 画像枚数 | 6 |
PDF頁数 | 6 | file | C00473.pdf |
通番 | 472 | 入力番号 | C00472 |
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副題 | 報告者 | 玉沢健司 | |
所属 | 芝浦共同工業株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.7 1955-3 P1-7 DW14TB9 | 発行年月日 | 19550320 |
概要 | 最近プレス加工の進歩は著しく、1分間にストローク数が800回を超えるものが使用され、又一方精密プレス加工が行われ、抜型、絞り型等の型の精度はもちろんのこと、プレス機械自体の精度が非常に高く要求されるに至り、各工場独自の精度規格を作り、これを実施しており、更に近い将来にはJIS規格に制定される運びとなっている。当社での精度規格案の制定とその実施を紹介すると同時に、C型フレームプレスのスライドとボルスター間に圧力を加えた場合、フレームに及ぼす変形等について、今日迄の実験結果を報告する。 | 入力日 | 19900127 |
キーワード | プレス機械/精度/プレス金型/寿命 | 画像枚数 | 7 |
PDF頁数 | 7 | file | C00472.pdf |
通番 | 471 | 入力番号 | C00471 |
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副題 | 報告者 | 鈴木新嗣 | |
所属 | 科学研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.6 1955-2 P69-81 DW18TB2PH1 | 発行年月日 | 19550228 |
概要 | 歪計の種類は多様で、昨今とみにその使用方面が広くなり、機械方面以外にも、土木、建築、橋梁等に盛んに用いられている。このために、特殊の歪計も考案されているが、これから述べる歪計は、特別のものを除いては、主として自転車関係のもの、すなわち、票点距離が大体20mm以内のもの、静点測定用として機械的歪計、静的及び動的歪計として抵抗線歪計に限定することにする。 | 入力日 | 19900127 |
キーワード | ひずみ計/抵抗線ひずみゲージ/測定の方法 | 画像枚数 | 13 |
PDF頁数 | 13 | file | C00471.pdf |
通番 | 470 | 入力番号 | C00470 |
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副題 | 報告者 | 山本菊夫 | |
所属 | (経営士) | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.6 1955-2 P65-68 TB5 | 発行年月日 | 19550228 |
概要 | 企業合理化の必要性は、誰でも絶叫する合言葉であるが、これを具体的に指示し、指導することは、なかなか困難である。それは、合理化の要素が、極めて複雑な因子の結合でもあり、組合せであるからである。その中でどの組合せが意義ある顕著な要因であるかを追及したい。これが合理化である。合理化のための入口として、まず行動のための調査を行う。その結果を活用する。次に急処を改善する。品質管理を取り入れ、その精神をよく把握して、一歩一歩と前進することである。 | 入力日 | 19900127 |
キーワード | 合理化/生産合理化/品質管理 | 画像枚数 | 4 |
PDF頁数 | 4 | file | C00470.pdf |
通番 | 469 | 入力番号 | C00469 |
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副題 | 報告者 | 太田正矩 | |
所属 | 岡本自転車株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.6 1955-2 P45-64 DW1TB10PH7 | 発行年月日 | 19550228 |
概要 | ロー付に関する邦語の文献が非常に少ないということは、これに関する組織的な研究が殆んど行われていないためであろうと思う。そして、60年来一向に変らない眞鍮ロー付が自転車製造に用いられているというのが現状のように感じられる。前回(第3号)”Metals Hand Book”中の硬ロー付編を紹介したが、今回はやや詳細な解説を記載するつもりで、”Materials and Methods”中の硬軟ロー付用材料の選択編を訳出して紹介した次第である。 | 入力日 | 19900127 |
キーワード | ろう材/ろう付法/はんだ/硬ろう/フラックス | 画像枚数 | 20 |
PDF頁数 | 20 | file | C00469.pdf |
通番 | 468 | 入力番号 | C00468 |
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副題 | 報告者 | 吉田亨 | |
所属 | 名古屋市工業研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.6 1955-2 P39-44 DW5 | 発行年月日 | 19550228 |
概要 | 滲炭処理は、自転車生産技術の内で重要なものであるにも拘らず、従来、古くからの経験と”かん”だけで行われてきたため、その方法において必ずしも適切でない面が多いようである。これは主として、滲炭に関する基礎知識の不足によるのではないかと思われる。ここに記載した”滲炭技術の基礎”と題する一文は、米国の熱処理工業の大家Grosoman氏の原文の訳出で、滲炭反応に関する基礎的理論を平易に、簡潔に説明してあり、極めて興味深い一文である。 | 入力日 | 19900127 |
キーワード | 浸炭法/固体浸炭法/ガス浸炭法 | 画像枚数 | 6 |
PDF頁数 | 6 | file | C00468.pdf |
通番 | 467 | 入力番号 | C00467 |
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副題 | 報告者 | 若本洋之助 安倍駿一郎 | |
所属 | 大阪府立工業奨励館堺分館 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.6 1955-2 P33-38 DW7 | 発行年月日 | 19550228 |
概要 | 自心可鍛鋳鉄と黒心可鍛鋳鉄は共に白銑鋳物を長時間高温焼鈍して、柔靭性、機械切削性、衝撃抵抗性を与えることに相違はないが、前者は主として表面からの脱炭により、後者は黒鉛化でそれぞれ目的を達しており、用途によりそれぞれ使い分けられている。しかし両者とも、その焼鈍時間の長いことが問題点であったが、最近に至って、炉気制御法が急速なる発展を遂げ大きな成果を上げている。すなわち無酸化の制御気流中で黒鉛化または脱炭焼鈍が実施されるので、時間、労力、燃料、各種材料の節約、酸化焼損の防止など非常に経済的となった。 | 入力日 | 19900127 |
キーワード | 白心可鍛鋳鉄/黒心可鍛鋳鉄/炉気制御法/焼鈍 | 画像枚数 | 6 |
PDF頁数 | 6 | file | C00467.pdf |
通番 | 466 | 入力番号 | C00466 |
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副題 | 報告者 | 若本洋之助 | |
所属 | 大阪府立工業奨励館 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.6 1955-2 P27-32 DW3TB7 | 発行年月日 | 19550228 |
概要 | 炉気制御法は、金属工業会において目覚しい発達を遂げつつあるものの一つである。金属を無酸化状態で加熱することは早くから考えられ、実際には焼結合金の製造に水素ガスが広く使用されている。すでに米国においては著しく発達し、その分野は、滲炭、焼入、焼鈍はもちろんのこと、ロー付、脱炭、復炭などの多方面に応用されている。わが国においては、戦後数年を経て、先ず研究室的な検討が加えられ、漸く工業化の曙光が見られるに至った。これはまさに、日本の金属工業界発達の一翼を担うものというべきであろう。 | 入力日 | 19900127 |
キーワード | 炉気制御法/水素/アンモニヤガス/燃料ガス/光輝加熱 | 画像枚数 | 6 |
PDF頁数 | 6 | file | C00466.pdf |
通番 | 465 | 入力番号 | C00465 |
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副題 | 報告者 | 宮城文夫 | |
所属 | 東芝鋼管株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.6 1955-2 P1-26 DW36TB8 | 発行年月日 | 19550228 |
概要 | 電縫鋼管は戦後平和産業用として、次第に世人の注目をひき、その特性に対する認識と関心を高めると共に、製造装置の急速な進歩改良と相まって「継目の弱くない鋼管」すなわち使用材料の持つ機械的性質を100%保有し、継目無鋼管と同等であることが、幾多の実験によって立証されてから、従来の観念は全く覆えされ、継目無鋼管に代って使用され出した。現在では冷間引抜工程を加えることなく、溶接のままで表面肌の平滑な寸法精度の高い電縫鋼管がどんどん製作され、使用されていることは、優れた特徴からみて当然なことといえる。 | 入力日 | 19900127 |
キーワード | 電縫鋼管/成形/高周波加熱/性能試験 | 画像枚数 | 26 |
PDF頁数 | 26 | file | C00465.pdf |
通番 | 464 | 入力番号 | C00464 |
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副題 | 報告者 | 伊藤香苗 | |
所属 | 大日本機械工業株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.5 1955-2 P59-84 DW21TB10 | 発行年月日 | 19550220 |
概要 | 第1部、品質管理とは、第2部、管理図を用いる統計的品質管理として、解説と応用について述べている。 第1部の各項目は、まえがき、統計的方法について、初歩の統計的術語の説明、工業生産と統計的方法、抜取検査、管理図による品質管理、管理状態、規格と設計、工場における研究、品質管理の実施方法の各項に分けている。第2部は、管理図の作り方、管理図の使い方、管理図の見方、以上の項目に分けて説明している。 | 入力日 | 19900127 |
キーワード | 品質管理/統計的解析/管理図 | 画像枚数 | 26 |
PDF頁数 | 26 | file | C00464.pdf |
通番 | 463 | 入力番号 | C00463 |
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副題 | 報告者 | 伊藤勝彦 | |
所属 | 科学研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.5 1955-2 P52-58 DW9TB3 | 発行年月日 | 19550220 |
概要 | 工業材料としての有望なる将来性が期待されて、今日プラスチック工業は輝かしい発展をとげ、その種類も極めて広範囲にわたり、樹脂工業、繊維工業、フイルム工業、ゴム工業、塗料工業などを含み、産業上大きな基盤を持つに至った。これらを利用形態上から分類すると、線状形態、面状形態、立体状形態の3種類になる。その性質が極めて多岐にわたり、又希望する性質のものをなるべく容易に合成できることも大きな特長である。本編では、一般的な成形原理および方法などを概説し、後編で各論的な自転車部品等との関係を具体的に述べる。 | 入力日 | 19900126 |
キーワード | プラスチックス/成形法/強化プラスチックス | 画像枚数 | 7 |
PDF頁数 | 7 | file | C00463.pdf |
通番 | 462 | 入力番号 | C00462 |
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副題 | 報告者 | 小川喜代一 | |
所属 | 東京都工業奨励館 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.5 1955-2 P45-51 DW7PH4 | 発行年月日 | 19550220 |
概要 | 前号までの2編で一般的な鋼の表面硬化法に関して、現在工業化されている各種の方法、特殊について述べた。本講座の主体は、自転車部品の表面硬化処理であるから、現行の処理法として最も関連性のある各種滲炭硬化法について、工業的に重要と思われる現象及びその内容を遂次述べる。本編は滲炭硬化法のうち、固態滲炭処理に関して記述する。その原理、滲炭剤の性質、肌焼鋼の相異によって生ずる問題、熱処理法ならびに耐摩耗性に及ぼす影響、あるいは処理炉の適正、使用るつぼの選択などについて詳述する。 | 入力日 | 19900126 |
キーワード | 表面硬化法/固体浸炭法/浸炭剤/はだ焼鋼 | 画像枚数 | 7 |
PDF頁数 | 7 | file | C00462.pdf |
通番 | 461 | 入力番号 | C00461 |
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副題 | 報告者 | 近藤正男 | |
所属 | 不二越鋼材株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.5 1955-2 P39-44 DW5TB5 | 発行年月日 | 19550220 |
概要 | 同じ鋼を焼入して同じ硬度を得ても、金属組織が均一であるかないかによって、その衝撃値は著しく異なり、ショックに対して脆いものがでてくる。サブゼロ処理とは、たとえば鋼を焼入したあと、サブゼロすなわち零度以下の低温度にて冷却処理し、殆んど必ずといってよいほど存在する組織の不均質性を、均質化するところの処理法である。 本稿は、不二越鋼材(株)が昭和28年度工業研究補助金を受けて社内で実施した研究の一部の紹介である。 | 入力日 | 19900126 |
キーワード | サブゼロ処理/熱処理/軸受 | 画像枚数 | 6 |
PDF頁数 | 6 | file | C00461.pdf |
通番 | 460 | 入力番号 | C00460 |
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副題 | 報告者 | 森永卓一 | |
所属 | 東京工業大学 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.5 1955-2 P27-38 DW6TB20 | 発行年月日 | 19550220 |
概要 | 最近、仏国製アルミニウム合金製自転車が輸入され、その材料関係、設計および利用状態について新しい話題をなげかけている。戦後わが国においてもアルミニウム合金(ジュラルミン)製の自転車を試作したが、結果的にあまり喜ばれなかった。これは使用材料が適切でなかったことも確かで、アルミニウム合金の軽量性と強度、耐食性および加工性などを考慮にいれた設計と利用が行われないといけない。さらに重量の減少の点では、どうしても、部分品にアルミニウム合金を用いない限り達し得ない処であろう。 | 入力日 | 19900126 |
キーワード | 完成車/アルミニウム合金/アルミニウム材料/ジュラルミン | 画像枚数 | 13 |
PDF頁数 | 13 | file | C00460.pdf |
通番 | 459 | 入力番号 | C00459 |
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副題 | 報告者 | 自転車生産技術開放研究室 | |
所属 | 日本自転車工業会 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.5 1955-2 P19-26 DW1TB5 | 発行年月日 | 19550220 |
概要 | この作業標準[案]は1章~6章より成っている。 1章総則、11適用範囲、この作業標準はハンドルにJISH0421第4種に合格するニッケルクロームメッキをほどこす作業に適用する。2章、メッキ前の処理、3章、銅メッキ、4章、ニッケルメッキ、5章クロムメッキ、6章、標準的作業、及び備考並びに付記より成っている。 | 入力日 | 19900126 |
キーワード | ハンドル/ニッケル-クロムめっき/作業標準 | 画像枚数 | 8 |
PDF頁数 | 8 | file | C00459.pdf |
通番 | 458 | 入力番号 | C00458 |
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副題 | 報告者 | 山田豊治 | |
所属 | (株)中山太陽堂 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.5 1955-2 P15-18 DW9PH1 | 発行年月日 | 19550220 |
概要 | スプレースタンド式静電塗装法が実用化されはじめた頃は、従来からの吹付塗装用として使用されてきた塗料及び溶剤をそのまま使用したのであるが、それらの性質によっては、その附着効率や塗面の状態にかなり相違があることが判り、次第に静電塗装に適する塗料類の研究が行われてきた。静電塗装用塗料として特に必要な性質は、高圧静電気を利用した特殊な塗装機構に起因するものであって、現在市販されているものは必ずしもその特性を備えていない。当社での試験成績及び経験された二、三の問題について紹介することにした。 | 入力日 | 19900126 |
キーワード | 静電塗装/塗料/溶剤 | 画像枚数 | 4 |
PDF頁数 | 4 | file | C00458.pdf |
通番 | 457 | 入力番号 | C00457 |
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副題 | 報告者 | 久保尚美 | |
所属 | 日本自転車工業会自転車生産技術開放研究室 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.5 1955-2 P10-14 DW4TB1PH9 | 発行年月日 | 19550220 |
概要 | これは昭和29年度振興費による試作研究項目中の一つで、名古屋の中部日本自転車工業所で行われ、開放研究室指導員もこれに参加して試作研究された。 バーナーが上下2段になっていて、ヘッドをロー付するときには上下両段の火口を使用し、シートやハンガーのロー付には下段を切って上段だけの火口で行う。このほか作業に当って助手がいらないという利点がある。所要工数は在来の2分の1ですむ。 | 入力日 | 19900126 |
キーワード | ろう付け/リングバーナー/ろう付法 | 画像枚数 | 5 |
PDF頁数 | 5 | file | C00457.pdf |
通番 | 456 | 入力番号 | C00456 |
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副題 | 報告者 | 佐野哲朗 | |
所属 | 日米富士自転車株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.5 1955-2 P1-9 DW11TB3PH6 | 発行年月日 | 19550220 |
概要 | 工場で生産されるフレーム全部を、ロー付が完全に行われているかどうかを充分検査確認した上で出荷できれば生産者の信用は一層高められる。電気試験所と日米富士自転車株式会社とが共同研究を行った結果、自転車フレームに電流を通じ各ロー付部の電気抵抗値を測定することにより、接合部内で実際にローが廻っている面積を外部から推定し得ることがわかった。所要時間は1台1分間程度で検査することが可能であり、工場における流れ作業工程中に入れることも可能であると確信するものである。 | 入力日 | 19900126 |
キーワード | ろう付け/ろう付接合部/非破壊検査法 | 画像枚数 | 9 |
PDF頁数 | 9 | file | C00456.pdf |
通番 | 455 | 入力番号 | C00455 |
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副題 | 報告者 | 日本自転車工業会事務局 | |
所属 | 同上 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.4 1955-1 P75-79 DW2TB3 | 発行年月日 | 19550131 |
概要 | 本文は日本ペイント株式会社発行のパンフレット”ACP CHEMICALS”のうち、一部を省略して転載したものである。ACP金属表面処理剤は、日本ペイント株式会社がアメリカン・ケミカル・ペイント会社の技術提携によって、日本国内で独占的に製造しているもので、これに付随した化学薬品も含まれている。ACPの製品の特徴として、処理方法が簡単で、処理時間が短く、処理温度が低い。スプレー、浸漬、刷毛塗作業のいづれの方法によっても処理ができる。処理効果が優秀で、処理費用が安い、などの多くの利点がある。 | 入力日 | 19900126 |
キーワード | ACP/金属表面処理剤/さび止め/塗装前処理 | 画像枚数 | 5 |
PDF頁数 | 5 | file | C00455.pdf |
通番 | 454 | 入力番号 | C00454 |
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副題 | 報告者 | 安藤芳郎 | |
所属 | 名古屋市工業研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.4 1955-1 P73-74 DW1PH2 | 発行年月日 | 19550131 |
概要 | 近年モーターバイクの普及につれて、緩衝装置の入った前ホークが使われている。ここに紹介するのは、ドイツの機械学会誌V・D・Iの第94巻第36号(1952年12月21日号)に記載されていたもので、オレオやリンク機構とバネの組合せによる一般の方式のものではなく、外観からでは普通の緩衝装置なしの前ホークと何等かわるところもなく、唯ホーク肩が一寸太いようにみえるだけで、ホークステムを普通の規格にあわせてつくっておくならば、エンジンなしの自転車用としても十分に用いることができる。 | 入力日 | 19900126 |
キーワード | モータバイク/前ホーク/緩衝装置/トーションバー | 画像枚数 | 2 |
PDF頁数 | 2 | file | C00454.pdf |
通番 | 453 | 入力番号 | C00453 |
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副題 | 報告者 | 安藤芳郎 | |
所属 | 名古屋市工業研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.4 1955-1 P67-72 DW7PH4 | 発行年月日 | 19550131 |
概要 | 現在自転車用ハブの試験法として、JISに規定されているのは、硬度と回転摩耗試験及びボールの寸法測定であるが、これらの試験は、主として耐摩耗性-寿命を推定するために行われている。しかし、ハブの性能としては、回転性能の方が耐摩耗性よりも重要である。 筆者は、ハブについて、主として回転に関する研究を行ってきたので、その試験方法と設備について述べ、他の研究機関で行われた方法と、また多少の欠点はあるが現場的に簡単にできる方法も考え、これらを一緒に紹介する。 | 入力日 | 19900123 |
キーワード | ハブ/回転試験/回転装置 | 画像枚数 | 6 |
PDF頁数 | 6 | file | C00453.pdf |
通番 | 452 | 入力番号 | C00452 |
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副題 | 報告者 | 小川喜代一 | |
所属 | 東京都立工業奨励館 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.4 1955-1 P61-66 DW4 | 発行年月日 | 19550131 |
概要 | 前回は、固態、液態及びガス滲炭法等に関する処理法の別によって、生成される硬化層の性質並びに顕微鏡組織の相異等について、その概要を述べた。本号ではこれら各種の滲炭硬化処理以外の方法で、現在工業化されている表面硬化法について記述する。すなわち、窒化法、金属の滲透法、火焔焼入法、高周波表面焼入法、ハードフェーシング法、その他特殊表面硬化法について、それらの大要を述べてみる。 | 入力日 | 19900123 |
キーワード | 窒化処理/火炎焼入法/高周波焼入法/ハードフェイシング/金属浸透法 | 画像枚数 | 6 |
PDF頁数 | 6 | file | C00452.pdf |
通番 | 451 | 入力番号 | C00451 |
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副題 | 報告者 | 桑義彦 | |
所属 | 浪速大学 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.4 1955-1 P57-60 TB1 | 発行年月日 | 19550131 |
概要 | 銅、ニッケル、クローム関係のめっきにおけるめっき液の分析法について説明する。すなわち、青化銅めっき液、普通ニッケルめっき液、光沢ニッケルめっき液、クロムめっき液、硅弗化ソーダを添加せるクロムめっき液、の順に分析法の実際について解説をする。(本稿は講演されたものの転載である。) | 入力日 | 19900123 |
キーワード | 銅めっき/ニッケルめっき/クロムめっき/めっき液/分析 | 画像枚数 | 4 |
PDF頁数 | 4 | file | C00451.pdf |