一般財団法人 自転車産業振興協会 技術研究所
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通番 | 450 | 入力番号 | C00450 |
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副題 | 報告者 | 船橋渡 | |
所属 | 名古屋市工業研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.4 1955-1 P53-56 DW8TB1 | 発行年月日 | 19550131 |
概要 | ベルトーロは、十数年前、中央製作所において発明され売出された変流機で、交流を直流に、また直流を交流に変換することができる変流機である。日本において、メッキにベルトーロが注目されるのは、友野理平氏の特許による直流に交流を併用するメッキ、すなわち交流として低サイクル(120サイクル)による光沢メッキが、従来からの直流電源では同時に得られず、ベルトーロのみが得られる特色を有するからである。ベルトーロの構成およびベルトーロの光沢メッキへの応用について述べることにする。 | 入力日 | 19900123 |
キーワード | ベルトーロ/変流機/光沢めっき | 画像枚数 | 4 |
PDF頁数 | 4 | file | C00450.pdf |
通番 | 449 | 入力番号 | C00449 |
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副題 | 報告者 | 長阪秀雄 | |
所属 | 科学研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.4 1955-1 P47-52 PH9 | 発行年月日 | 19550131 |
概要 | 前号(自転車生産技術NO.3)において、PHというのは一体何であろうかということから、順次PHの測定、PHメーターについて説明してきた。PHはめっきとは切っても切れない縁があり、PHを測定するのに一番古くから使われているのがPH試験紙であるが、これに代り、正確に、迅速に測ろうという希望を満たしてくれる文明の利器がPHメーターである。前回に引続き、国産PHメーター、外国製PHメーター、PHメーター使用上の注意、緩衝液について順次解説する。 | 入力日 | 19900123 |
キーワード | PH/PHの測定/PHの測定法 | 画像枚数 | 6 |
PDF頁数 | 6 | file | C00449.pdf |
通番 | 448 | 入力番号 | C00448 |
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副題 | 報告者 | 三船義雅 | |
所属 | 株式会社高木鉄工所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.4 1955-1 P37-46 DW13TB1PH12 | 発行年月日 | 19550131 |
概要 | 各種の機械部品の中には、棒鋼、パイプあるいは角材等の末端あるいは中間の一部が膨らんだ形になっているものがある。これら部品を製作するのに膨らんだ部分の寸法の素材から削り出したり、鍛造することは、材料的に、あるいは工数的に不経済となる。そこで細い素材をもって、部分的に膨らませて所要の寸法を得ることができれば非常に有利である。電気アプセット法は、こういう場合に電気的に加熱して、一部が膨らんだ形状に製品を作ることができ、スケールの極めて少ない肌のきれいな鍛造がてきるなど、大きな特微をもっている。 | 入力日 | 19900123 |
キーワード | 電気アプセッター/鍛縮機/鍛造 | 画像枚数 | 10 |
PDF頁数 | 10 | file | C00448.pdf |
通番 | 447 | 入力番号 | C00447 |
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副題 | 報告者 | 吉田亨 | |
所属 | 名古屋市工業研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.4 1955-1 P33-36 PH7 | 発行年月日 | 19550131 |
概要 | ロータリー・スウェージングというのは、ハンマーリング(槌打作業)を利用して、金属の棒や管の断面を圧減したり、テーパーづけ又は先端部を尖らせたりする作業を、材料的にも時間的にも極めて能率よく行うと同時に、製品の強度や組織などにも好ましい性質を与える加工法である。特に一般のプレス加工や引抜工程では、不適当ないしは不可能な特殊な形状の成形加工によく用いられる。自転車工業においては、対象となる加工品として、前および後ホーク、スポーク、ペダルシャフト、ハブ胴等の加工が考えられる。 | 入力日 | 19900123 |
キーワード | ロータリースウェージングマシン/前ホーク/スウェージ加工 | 画像枚数 | 4 |
PDF頁数 | 4 | file | C00447.pdf |
通番 | 446 | 入力番号 | C00446 |
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副題 | 報告者 | 河原滋 | |
所属 | 大阪府立産業能率研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.4 1955-1 P11-32 DW23TB16PH25 | 発行年月日 | 19550131 |
概要 | プレス工場の合理化の第1歩は、現有プレスの修理を行い、改善を考え、精度の向上をはかることが着手されなければならない。合理化の第2段階としては、当然型の問題を採り上げねばならない。段取時間、特に型の取替に要する時間を短縮することで、稼働率を向上し、仕掛品の無駄を少くすることができる。更に運搬の問題に入って、始めて自動送り装置その他の方法が考えられ、進んで作業標準化など、合理化の深奥に達するわけである。主として、パワープレスを用いて作業する大多数の工場についての作業について話を進める。 | 入力日 | 19900123 |
キーワード | プレス作業/プレス機械/プレス金型/精度 | 画像枚数 | 22 |
PDF頁数 | 22 | file | C00446.pdf |
通番 | 445 | 入力番号 | C00445 |
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副題 | 報告者 | 加藤健三 | |
所属 | 科学研究所(黒田研究室) | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.4 1955-1 P1-10 DW20PH1 | 発行年月日 | 19550131 |
概要 | 金属板をロールで成形加工する方法には、大きく分類して、次のようなものがある。(1)成形圧延機による方法、(2)ロール引抜機による方法、(3)ロール弯曲機による方法等が主なもので、その他、溝出し加工、フランジ出し加工、口締め加工、へら絞り加工等にも利用できる。自転車工業に関しても、フレーム用鋼管は、殆んどすべて、電縫管という名前で成形圧延機で製作されており、リム及びどろ除けも同様にして作られている。これらのロールによる板の成形法について述べてみる。 | 入力日 | 19900123 |
キーワード | ロール成形/圧延機/圧延ロール | 画像枚数 | 10 |
PDF頁数 | 10 | file | C00445.pdf |
通番 | 444 | 入力番号 | C00444 |
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副題 | 報告者 | 三船義雅 | |
所属 | 株式会社高木鉄工所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.3 1954-12 P75-77 DW2 | 発行年月日 | 19541228 |
概要 | 消費節約ということを、油に例をとって考えてみると、油の差し過ぎによるコボレ、飛散による消耗はもちろん、重油、焼入油、トランス油、切削油、ロール油等が老化又は焼損の現象を起すと、使用しても全く無意味であり、却って害になることが多い。従ってこれらを再生して、二度三度の役に立てれば、油の節約と共に、作業を油の発揮する最大能力で遂行ができる。これらの忘れられた仕事の一環として、油の再生について、アルカリ・スチーミング法という極く簡易な方法を紹介する。 | 入力日 | 19900123 |
キーワード | 油の再生法/アルカリ処理/アルカリスチーミング | 画像枚数 | 3 |
PDF頁数 | 3 | file | C00444.pdf |
通番 | 443 | 入力番号 | C00443 |
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副題 | 報告者 | 小柴定雄 | |
所属 | 大阪府立産業能率研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.3 1954-12 P69-74 DW3TB9 | 発行年月日 | 19541228 |
概要 | ここに型材と称するは冷間用型材を指し、その中でも抜型あるいは板金加工用型であって、一般に電気通信機械の電気鉄板や、各種精密機械部品の打抜、あるいは板金加工に広く用いられるものである。 これらの型材には、高炭素鋼、中合金鋼及び高合金鋼が使用せられる。本稿においては、これら型材についてその具備すべき条件、熱処理による機械的性質、変形率、機械加工性、更に型材選択の要領などを述べ、なお実地型製作並びに使用上の諸注意について述べ、関係各位の参考に資する。 | 入力日 | 19900123 |
キーワード | 型材/高炭素鋼/合金鋼/熱処理 | 画像枚数 | 6 |
PDF頁数 | 6 | file | C00443.pdf |
通番 | 442 | 入力番号 | C00442 |
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副題 | 報告者 | 長阪秀雄 | |
所属 | 科学研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.3 1954-12 P61-68 DW10TB1PH10 | 発行年月日 | 19541228 |
概要 | メッキ工業に用いる機器も色々と改良され進歩して、かなり優秀なものが出てきたが、その中の一つがPH-meter(ペーハー・メーター)である。周知のように、メッキとPHとは切ってもきれない縁があるが、このPHを測るのに一番古くから使われ現在もなお使われているのがPH試験紙である。PH試験紙の代りに、正確かつ迅速にPHを測ろうという希望を満たしてくれる文明の利器がPHメーターである。先づPHというのは一体何であろうかということから、順次PHの測定、PHメーターについて説明する。 | 入力日 | 19900122 |
キーワード | PH/PHの測定/PHの測定法 | 画像枚数 | 8 |
PDF頁数 | 8 | file | C00442.pdf |
通番 | 441 | 入力番号 | C00441 |
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副題 | 報告者 | 野田保夫 | |
所属 | 大阪市立工業研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.3 1954-12 P53-60 DW3TB10 | 発行年月日 | 19541228 |
概要 | 光沢青化銅めっきについての研究結果および経験をまとめて、その工業化を目的として記述をする。光沢銅めっきの特徴としては、(1)素地研磨及び完全であればバフ仕上も要しない程の光沢面を得る。(2)めっき液の管理は従来の青化銅めっき法と何ら変らない、(3)光沢面又は半光沢面は、バフ研磨が容易であるため、研磨労力、資材が軽減され、品質が向上される。(4)陰極移動あるいは空気撹拌によって、電流密度を大きくすることができる。(5)光沢剤の寿命が長い、などである。 | 入力日 | 19900122 |
キーワード | 光沢青化銅めっき/めっき液/めっき設備 | 画像枚数 | 8 |
PDF頁数 | 8 | file | C00441.pdf |
通番 | 440 | 入力番号 | C00440 |
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副題 | 報告者 | 宮島全世 | |
所属 | 株式会社宮田製作所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.3 1954-12 P49-52 DW3TB5PH1 | 発行年月日 | 19541228 |
概要 | バフにエメリーを接着させるに、従来使用されている膠に代る商品DAC(Detroit Abrasive Cement)と称する研磨用特殊接着剤を輸入して使用してみた。これが幾多の優れた点のあることが判り、宮田製作所では膠の使用を全廃し、その設備の維持費、人件費等が省略され、一方DACの使用により、バフの研磨寿命が、膠の場合の数倍にも延び、かつエメリーの消耗が減じたことにより、能率的にも、経済的にも大きな効果を挙げつつ今日に至っている。 | 入力日 | 19900122 |
キーワード | バフ研摩/接着剤/エメリー | 画像枚数 | 4 |
PDF頁数 | 4 | file | C00440.pdf |
通番 | 439 | 入力番号 | C00439 |
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副題 | 報告者 | 加瀬敬年 | |
所属 | 東京都王子区職業補導所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.3 1954-12 P46-48 DW6PH1 | 発行年月日 | 19541228 |
概要 | わが国のめっき工場においては、自転車部品のような鉄生地の研磨に、主としてエメリーバフが使われているが、最近に至りわが国においても、これに代るベルト研磨が行われようとしている。この方法はわが国にも古くから紹介され、又外国では盛んに実用に供されているものである。これはエメリーバフの代りに、布製のベルトにエメリーを膠づけした細長い研磨布の両端をつなげて輪にしたものを用い(エンドレスベルト又はアブレーシブベルト)、手前の輪(コンタクトホイール)と後方のアイドラーの周りを廻るようにした機械で作業をする。 | 入力日 | 19900122 |
キーワード | ベルト研摩/ベルト研削盤/素地研摩 | 画像枚数 | 3 |
PDF頁数 | 3 | file | C00439.pdf |
通番 | 438 | 入力番号 | C00438 |
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副題 | ショットピーニング、グリットブラスト | 報告者 | 安藤芳郎 |
所属 | 名古屋市工業研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.3 1954-12 P36-45 DW8PH14 | 発行年月日 | 19541228 |
概要 | 最近の自転車の外車研究において、不要ロー材の除去作業を加味して、塗装下地として特別の加工が成されていることが発見されている。この加工法は、特に新しいものではないが、サンドブラスト、ショットピーニング、及びグリットブラストの三つの方法が考えられる。これらは研掃法の名のもとに統一される加工法であって、他工業では広く普及されているものである。自転車の塗装下地の加工法として、電縫管等の使用と相俟って、薄くて良い塗装、塗料の節約、塗装工数の減少、ロー材除去作業の軽減等、益する所大であると信ずる。 | 入力日 | 19900122 |
キーワード | 素地研摩/ショットピーニング/グリットブラスト/サンドブラスト | 画像枚数 | 10 |
PDF頁数 | 10 | file | C00438.pdf |
通番 | 437 | 入力番号 | C00437 |
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副題 | 報告者 | 船橋渡 | |
所属 | 名古屋工業技術試験所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.3 1954-12 P32-35 | 発行年月日 | 19541228 |
概要 | めっき面が研磨されて光沢が出ていく機構は複雑であり、一概にはいうことができないが、表面の凹凸が研磨され平滑になること、表面が流れて凹凸が減っていくことに大体分けて考えることができる。筆者は前者をとぎ減らし能力、後者をすべらせ能力と名付ける。いいかえれば研磨能力とは、とぎ減らし能力とすべらせ能力の組合せであって、研磨するものの種類、研磨の方法等によって、この組合せを色々にせねばならぬのである。銅めっき面を研磨するバフ、油性研磨剤の色々の状況のもとで研磨能力がいかに変るかを実験した。 | 入力日 | 19900122 |
キーワード | 銅めっき/バフ/研摩材/研摩技術 | 画像枚数 | 3 |
PDF頁数 | 3 | file | C00437.pdf |
通番 | 436 | 入力番号 | C00436 |
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副題 | 報告者 | 水田和男 | |
所属 | 大阪府立工業奨励館 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.3 1954-12 P25-32 TB14 | 発行年月日 | 19541228 |
概要 | 最近のめっき工業では、光沢めっきの急速な進歩と実用化により、技術面ではその動きが活発となってきた。光沢めっきが実施されるに及び、従来の如きめっき後の仕上研磨は、殆ど不必要な状態までになった。光沢めっきの実用化により、その素地研磨がどのような方法で実施されているかを、工場診断並びに簡単な実験結果によりお知らせする。第1回に引き続いて、今回は、作業工程、研磨工程とめっき面の関係について述べる。 | 入力日 | 19900122 |
キーワード | 素地研摩/研摩工程/めっき | 画像枚数 | 8 |
PDF頁数 | 8 | file | C00436.pdf |
通番 | 435 | 入力番号 | C00435 |
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副題 | 報告者 | 山川貞雄 土井浩一 | |
所属 | 日本鉄板株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.3 1954-12 P19-24 DW3TB4PH7 | 発行年月日 | 19541228 |
概要 | 自転車用の鋼材として考えられるべき特性は、抗張力、降伏点が高く、伸びが良いこと、溶接性が良いこと。加工性が良いこと。溶接、ロー付による脆化の少ないこと。価格が低廉であることなどがあげられる。これらの点から考えれば、その範囲が定められ、Mn鋼、Si-Mn鋼、Cr-Mo鋼、Mn-Mo鋼等に限定されてくる。これらの中で、Mn鋼、Si-Mn鋼系の高抗張力鋼は、強度も大で、価格の点も比較的安く、重量において20~30%の鋼材の節減がはかり得れば、普通鋼よりも有利となり、自転車用として最も的している。 | 入力日 | 19900122 |
キーワード | 高抗張力鋼/マンガン鋼/シリコンマンガン鋼/クロムモリブデン鋼/マンガンモリブデン鋼 | 画像枚数 | 6 |
PDF頁数 | 6 | file | C00435.pdf |
通番 | 434 | 入力番号 | C00434 |
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副題 | 報告者 | 板井清 | |
所属 | 日本パイプ製造株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.3 1954-12 P7-18 DW16TB9H4 | 発行年月日 | 19541228 |
概要 | 最近の文献を見ると、外国では早くより自転車に対する疲れ試験に着目し、その結果を基礎にして自転車の強度改善を計っているようである。特に注目すべきことは、従来から行われているような小さな定まった寸法の試験片による疲れ試験には仮定が入るために、この結果を実物の設計に応用する時は、思わなかった疲れ破壊を起すことがあるので、欧州においては実物の疲れ試験を行うことが最近の傾向となっている。そこで、自転車用鋼管の疲れ試験について、疲労に関する若干の基礎的記事を付け加えて述べることにする | 入力日 | 19900120 |
キーワード | 鋼管/疲れ試験/疲れ強さ | 画像枚数 | 12 |
PDF頁数 | 12 | file | C00434.pdf |
通番 | 433 | 入力番号 | C00433 |
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副題 | 表面硬化の方法ならびに滲炭組織の意義について | 報告者 | 小川喜代一 |
所属 | 東京都立工業奨励館材料部 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.3 1954-12 P1-6 PH11 | 発行年月日 | 19541228 |
概要 | 鋼の表面硬化処理とは、耐摩耗性又は表面硬度を必要とする鋼製部品に対して、その表面のみを硬くし、内部は強い靭性ままに保持する熱処理をいう。 この表面硬化の方法については非常に多くの研究がなされ、また、これが工業化されておって、例えば、自転車部品とか自動車部品などには、これが全面的に施されている。すなわち、表面硬度を必要とし、しかも衝撃に対して強い機械的性質を要求されるものに広く利用されている。 | 入力日 | 19900120 |
キーワード | 表面硬化/浸炭焼入れ/固体浸炭法/ガス浸炭法/液体浸炭法 | 画像枚数 | 6 |
PDF頁数 | 6 | file | C00433.pdf |
通番 | 432 | 入力番号 | C00432 |
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副題 | 報告者 | 吉田亨 | |
所属 | 名古屋市工業研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.2 1954-11 P83-84 DW4 | 発行年月日 | 19541130 |
概要 | 抵抗線型歪計は、英国のKelvine卿によって発明されたもので、金属線の歪と抵抗の変化が直線的な関係があることから、抵抗を測定してその金属線の歪を知る方法である。この方法は、第二次世界大戦中米国において、広く工業分野に用いられ、特に航空機の研究には重大な役割を果したものである。最近各方面で、この歪計を自転車の研究に応用した例が見受けられるので、その原理の大略と、どのように自転車の研究に用いられているかについて、筆者等が行った実験を中心として述べてみる。 | 入力日 | 19900120 |
キーワード | 抵抗線ひずみゲージ/応力測定/ひずみ | 画像枚数 | 2 |
PDF頁数 | 2 | file | C00432.pdf |
通番 | 431 | 入力番号 | C00431 |
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副題 | 報告者 | 愛知県工業試験所産業工芸部意匠科 | |
所属 | 出典 | 自転車生産技術 | |
号・年月・頁 | NO.2 1954-11 P79-82 DW3PH2 | 発行年月日 | 19541130 |
概要 | 二輪車は、車体の構造及びその配置からいってデザイン的にまとめ難い。その車体の大きさ、占める空間の量、視覚上の軽快性と実用上の強さ等の関係を考えれば、自動車のようにカバーをすっぽりかぶせる訳にもいかず、これにはメーカー側も二の足をふむであろう。しかしながら、型態の美しさ、商品としての外観を備えるためには、少しづつでも進歩することが当然要求される。どんなものでも、その当時の状態における最も進んだ型態は常に存在し、新しいデザインを創造することは一般生活に有益なことであると確信する。 | 入力日 | 19900120 |
キーワード | デザイン/オートバイ/形態および色彩 | 画像枚数 | 4 |
PDF頁数 | 4 | file | C00431.pdf |
通番 | 430 | 入力番号 | C00430 |
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副題 | 報告者 | 山本菊夫 | |
所属 | 日本経営士 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.2 1954-11 P75-78 DW2TB1 | 発行年月日 | 19541130 |
概要 | 品質管理は昔からやっているとよくいわれる。品質管理をやらなければ企業は存続しなかったであろう。しかしながら、ここで述べることは、統計的な考え方であって、品質管理をやっていられる処は、遺憾乍ら、自転車業界には極めて寥々たるものである。中小企業者は大工場と比較して、組織も簡素であり、生産方式も複雑化せず、却って大工場より適用し易いと断言する。要は中小企業の経営者が、これを実施するという熱意があれば、必ず成功する。 | 入力日 | 19900120 |
キーワード | 品質管理/品質検査/統計方法 | 画像枚数 | 4 |
PDF頁数 | 4 | file | C00430.pdf |
通番 | 429 | 入力番号 | C00429 |
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副題 | 報告者 | 小川雅康 | |
所属 | 日英器械株式会社技術部 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.2 1954-11 P73-74 DW1PH2 | 発行年月日 | 19541130 |
概要 | エルコメーターは英国イースト・ランカシア・ケミカル会社の製品で、日英器械株式会社が直輸入元になっているが、これは大きさ一握りくらい、目方160グラムの小型計測器で、メッキ、塗装の厚さを簡単に測定することができ、又ガラスや紙なども下に鉄板を敷けばその厚みが測れる計器である。最近だいぶん使用されているとのことなので、参考までにその原理と取扱注意を掲載する。 | 入力日 | 19900120 |
キーワード | エルコメーター/膜厚測定/厚さの測定 | 画像枚数 | 2 |
PDF頁数 | 2 | file | C00429.pdf |
通番 | 428 | 入力番号 | C00428 |
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副題 | 報告者 | 安藤芳郎 | |
所属 | 名古屋市工業研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.2 1954-11 P71-73 DW8 | 発行年月日 | 19541130 |
概要 | ボールブローチングという作業は、簡単にいえば、多数のボール(鋼球)が環状に配列された円筒形の工具を、被加工物の穴に押込むことによって、穴の内径表面に凹凸をつけ、その突起部を相手の嵌合物の中に喰込ませることにより、両者を結合する目的を達成させるもので、この方法によると焼きばめによる寸法の狂い、後の修正作業が除かれる。例えば軸と歯車とを結合する場合、普通にはピン又はキーを用いて固定したり、焼ばめや圧入により結合したりするが、これらに代って、強固に結合する方法である。 | 入力日 | 19900120 |
キーワード | ボールブローチング/かん合/焼ばめ | 画像枚数 | 3 |
PDF頁数 | 3 | file | C00428.pdf |
通番 | 427 | 入力番号 | C00427 |
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副題 | 報告者 | 飯島喜太郎 | |
所属 | 名古屋工業技術試験所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.2 1954-11 P69-70 DW4PH1 | 発行年月日 | 19541130 |
概要 | 自転車のチェンステーとバックホークとは、直線パイプを型で曲げて作るが、従来から、パイプの中に砂や心金などを入れ、プレス作業で加工している。この加工法では、熟練を要し生産能率も低いので、早急に改善しなければならないものである。また、このプレス加工に用いる曲げ型の製作は、今まで熟練者のカンによって行われ難しいものと考えられてきた。しかし、ちょっとした工夫で、簡単に製作することができる。そしてその型によって心金なしで所望の形に曲げ加工ができ、能率を今までより数倍上げることができた。 | 入力日 | 19900120 |
キーワード | チェーンステー/バックホーク/曲げ型/パイプ曲げ | 画像枚数 | 2 |
PDF頁数 | 2 | file | C00427.pdf |
通番 | 426 | 入力番号 | C00426 |
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副題 | 粉末冶金法の解説 | 報告者 | 林悦雄 |
所属 | 名古屋工業技術試験所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.2 1954-11 P65-68 DW4TB3PH2 | 発行年月日 | 19541130 |
概要 | 粉末冶金法というのは、一言にいうと、微細な粉末状の金属を原料として、これをその融点以下の温度に加熱して金属製品を作る方法である。粉末同志は加熱によって焼け縮みを起し、密着性を増し、強固な形を備えるようになるのであって、この現象を焼結という。多くの場合、焼結の前に一定の型に充填して加圧成形する。 できた焼結体は多孔質体であるが、かなりの強度を有しているので、そのまま利用して特殊用途に使用したり、さらに鍛造、圧延、線引などの加工を加えて用いられる。 | 入力日 | 19900120 |
キーワード | 粉末冶金/加圧/焼結 | 画像枚数 | 4 |
PDF頁数 | 4 | file | C00426.pdf |
通番 | 425 | 入力番号 | C00425 |
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副題 | 素材の選定と条件の決定 | 報告者 | 吉田亨 |
所属 | 名古屋市工業研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.2 1954-11 P61-64 DW2TB1PH5 | 発行年月日 | 19541130 |
概要 | 現在、各自転車メーカーにおける滲炭焼入部品に対する素材の選定や熱処理等は、必ずしも当を得ているとは言い難いようである。種々の制約があることは考えられるが、なんといっても、滲炭焼入に関する基本的な知識の不足が、その最も大きい原因と思われる。一般に滲炭焼入に関する研究は二つに大別される。その一つは滲炭焼入の機構に関する冶金工学的な問題であり、他は滲炭焼入を行った製品の性能及び機械的性質に関するもので、主として機械工学的な問題である。本稿ではこの後者の面から滲炭焼入を考察してみる。 | 入力日 | 19900120 |
キーワード | 浸炭焼入れ/リムド鋼/キルド鋼/表面硬化 | 画像枚数 | 4 |
PDF頁数 | 4 | file | C00425.pdf |
通番 | 424 | 入力番号 | C00424 |
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副題 | 報告者 | 蔵田豊 | |
所属 | 島野工業株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.2 1954-11 P57-60 DW3TB2PH1 | 発行年月日 | 19541130 |
概要 | 滲炭窒化法とは、鉄合金を炭素と窒素を同時に吸収するような組成を持つガス雰囲気中で加熱し、次に所要の性質を得る速さで冷却することによって、表面硬化を行なう処理法である。その炭素は、滲炭に用いられる炭素に富んだガスや、気化した液体炭化水素から抽き出され、窒素源はアムモニヤである。滲炭窒化の目的は、金属摩耗や研磨摩耗に対する抵抗性を与えるために、鋼の表面に硬化層を付与することである。この処理法は滲炭あるいは液体滲炭法に匹敵し、窒化法に較べれば劣る。 | 入力日 | 19900119 |
キーワード | ガス浸炭窒化法/浸炭窒化金属/浸炭法 | 画像枚数 | 4 |
PDF頁数 | 4 | file | C00424.pdf |
通番 | 423 | 入力番号 | C00423 |
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副題 | 報告者 | 吉田亨 | |
所属 | 名古屋市工業研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.2 1954-11 P51-56 DW7TB5 | 発行年月日 | 19541130 |
概要 | 従来自転車々体にはガス溶接管が多く用いられていたのであるが、最近電縫管を採用される向が見受けられる。しかしながら、電縫管についての正しい認識が、自転車工業会に未だ充分普及しているように思えないので、電縫管について、その種類、特徴、強度、製造法等について説明し参考に供したいと思う。なお筆者は、かつて電縫鋼管製造機の調査を行なったことがあるので、その時の資料を基として、電縫造管機に関する説明をも加えた。 | 入力日 | 19900119 |
キーワード | 電縫鋼管/電縫鋼管の製造/鋼管 | 画像枚数 | 6 |
PDF頁数 | 6 | file | C00423.pdf |
通番 | 422 | 入力番号 | C00422 |
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副題 | 燐酸塩処理の効果 | 報告者 | 村沢正信 |
所属 | 日本ペイント株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.2 1954-11 P47-50 TB3 | 発行年月日 | 19541130 |
概要 | 塗装に当っては、金属面の脱脂除錆を十分に施こさねばならない。又塗装工程が短くて美麗な仕上り面を得たいと希望するならば、塗装する金属面が粗雑でなく、パテ拾いの可及的に少ない金属面を塗装に供給すべきである。塗装に当って先ず金属面の下地処理を十分に施こすことは重要な事実である。下地処理には次の工程がある。(1)脱脂-溶剤洗滌、アルカリ洗滌、酸性洗滌がある。(2)除錆-機械的除錆、化学的除錆(酸洗)がある。(3)被膜化成-鉄面の防錆並に塗装下地として燐酸塩処理剤を用いるとよい。 | 入力日 | 19900119 |
キーワード | 塗装前処理/脱脂/除錆/りん酸塩処理/塗装 | 画像枚数 | 4 |
PDF頁数 | 4 | file | C00422.pdf |
通番 | 421 | 入力番号 | C00421 |
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副題 | 脱脂・酸洗・電解 | 報告者 | 川崎元雄 |
所属 | 大阪府立工業奨励館 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.2 1954-11 P43-46 TB1 | 発行年月日 | 19541130 |
概要 | 金属上に表面処理、即ちめっき、アルマイト着色、燐酸被膜塗装等を施す場合には、その素地が清浄でなければならない。清浄さの要求される度合いは、施す処理により異るが、最も難しいのは電気めっきの前処理である。これが完全であれば、他の処理に対しては充分である。ここでは電気めっき用の前処理について主として述べる。金属素地を、そのもの本来の表面状態にするには、よごれの量と種類、素地金属の成分と形、要求される清浄度合いなどをまず考慮に入れる必要がある。 | 入力日 | 19900119 |
キーワード | めっきの前処理/脱脂/酸洗い/電解研摩 | 画像枚数 | 4 |
PDF頁数 | 4 | file | C00421.pdf |
通番 | 420 | 入力番号 | C00420 |
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副題 | 研磨工場の現況について | 報告者 | 水田和男 |
所属 | 大阪府立工業奨励館 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.2 1954-11 P35-42 TB9PH2 | 発行年月日 | 19541130 |
概要 | 最近のめっき工業では、光沢めっきの急速な進歩と実用化により、技術面ではその動きが活発となってきた。光沢めっきが実施されるに及び、従来の如きめっき後の仕上研磨は、殆ど不必要な状態までになった。光沢めっきの実用化により、その素地研磨がどのような方法で実施されているかを、工場診断並びに関単な実験結果によりお知らせする。自転車工業のハンドル部内では、すでにめっきの作業標準ができており、現況は充分に把握されているものと思うが、以下に述べる各項は、加工事業及びその他の数十工場の資料によるものである。 | 入力日 | 19900119 |
キーワード | 素地研摩/研摩盤/バフ/接着剤/研摩材 | 画像枚数 | 8 |
PDF頁数 | 8 | file | C00420.pdf |
通番 | 419 | 入力番号 | C00419 |
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副題 | 報告者 | 大西巌 | |
所属 | 大坂大学 堺市産業技術委員会委員 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.2 1954-11 P27-34 DW6PH1 | 発行年月日 | 19541130 |
概要 | ロー接成績を向上さすためには材料、装置、技術などの各面に亘って考えなければならない。これらのうち優秀なローと熔剤を使用することが是非必要であるが、余り深く考えられていないようである。殊に熔剤の方は百年一日の如くで、その重要性が等閑視されている傾向にある。熔剤の良し悪しは、作業の難易、強度、外観、手数の省略、材料の節約、生産能率にまで直接関係する。最高のロー接成績はそのロー材と熔剤が丁度うまく適当する場合に得られる筈である。すなわち、ロー接における熔剤の位置は極めて重要である。 | 入力日 | 19900119 |
キーワード | ろう付け/ろう付法/フラックス/溶剤 | 画像枚数 | 8 |
PDF頁数 | 8 | file | C00419.pdf |
通番 | 418 | 入力番号 | C00418 |
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副題 | 報告者 | 高芝武利 | |
所属 | (株)荒井自転車製作所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.2 1954-11 P26 | 発行年月日 | 19541130 |
概要 | 機械工場では一体どれ位の流れ作業音が普通であるか、それらを少しく調べてみたところ、50-60ホーン位らしい。人の対話は60-70ホーンとのことであり、楽に工場内で対話ができるには、流れ作業音を30-40ホーン位にせねばならぬようである。流れ作業音以外の異常音や騒音は、作業が順調に流れぬ原因があり、それを早く探知出来れば作業の乱れを未然に防ぐことにもなる。また、適時に美妙なリズム音を流すなどにより、作業者の疲労回復や、能率の向上に良い影響を与えることにもなる。 | 入力日 | 19900119 |
キーワード | 騒音/音響/環境技術 | 画像枚数 | 1 |
PDF頁数 | 1 | file | C00418.pdf |
通番 | 417 | 入力番号 | C00417 |
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副題 | 報告者 | 長谷川一秋 | |
所属 | 片倉工業株式会社多摩製作所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.2 1954-11 P19-26 DW8PH5 | 発行年月日 | 19541130 |
概要 | 低温溶接法は、我国に紹介されてから既に数年を経過している、従ってこの間に、低温溶接法の一般的な技術については、二、三の人達によって発表されており、その優秀性についても既に広く一般の知る所である。そこでここでは低温溶接法を自転車フレームの製作に利用した場合の問題について述べることにする。低温溶接法といっても、決して特定の溶接法ではなく、一般には、現在百数十種にも上る低温度にて融着する合金を溶接棒として行われる溶接法の総称ということである。 | 入力日 | 19900119 |
キーワード | 低温溶接/ろう付法/フレーム/低温ろう | 画像枚数 | 8 |
PDF頁数 | 8 | file | C00417.pdf |
通番 | 416 | 入力番号 | C00416 |
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副題 | 報告者 | 伊東香苗 | |
所属 | 大日本機械工業株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.2 1954-11 P7-18 DW13TB4 | 発行年月日 | 19541130 |
概要 | 自転車およびオートバイの車体接手の接着法としては、眞鍮ロー、又は銀ロー(低温溶接ロー)によるロー付法が用いられ、生産量に応じて各種の方法があるが、本分は在来のものと、いわゆるロー接法の近代化として登場した高周波誘導加熱、ロー材溶解に低周波誘導加熱を利用するを述べると共に、一般的な作業上の問題について関単に記述したものである。 | 入力日 | 19900119 |
キーワード | ろう付け/高周波誘導加熱/低周波誘導加熱/ろう付法 | 画像枚数 | 12 |
PDF頁数 | 12 | file | C00416.pdf |
通番 | 415 | 入力番号 | C00415 |
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副題 | 報告者 | 太田正矩(訳) | |
所属 | 岡本自転車株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.2 1954-11 P1-6 DW2TB2 | 発行年月日 | 19541130 |
概要 | 自転車生産技術情報に投稿依頼を受けた際、丁度筆者が研究中のロー付に関して、一筆書こうかと考えましたが、その前にロー付一般に関して簡単にして要を得た一文を”Metals Hand Book 1948”より捜し出したので、これを全部ご紹介することにしました。ロー付に関する用語は非常に不統一で、これはわが国のみではなく、英米においても各々其の文献により、ある言葉に対する定義が異るといった具合なので、統一しておく必要がある。 | 入力日 | 19900119 |
キーワード | ろう付け/軟ろう/硬ろう/銀ろう/真ちゅうろう/ろう接合部/フラックス | 画像枚数 | 6 |
PDF頁数 | 6 | file | C00415.pdf |
通番 | 414 | 入力番号 | C00414 |
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副題 | 報告者 | 安藤芳郎 | |
所属 | 名古屋市工業研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.1 1954-10 P73-76 DW4 | 発行年月日 | 19541031 |
概要 | 現在用いられているハブは、長年月の間に改良を加えて発達してきたもので、現在でも経験により設計制作されているものが殆んどである。筆者は、ハブの理論的、実験的解明を行ない、ハブの玉当り部分の設計について得るところがあったのでこれを報告した。先に海老原、中野両氏により理論的に解明されたものは、ハブを一種の斜接玉軸受として解析されているが、仮定として理論的に正しい形のものとして取扱っておられる。しかるに、ハブは玉軸受と比較して非常に精度が悪いため、この理論は必ずしも一致せず、同様の考え方は不可である。 | 入力日 | 19900119 |
キーワード | 玉軸受/転動抵抗/ハブ/ハンガわん/クランク軸/ペダル/摩耗 | 画像枚数 | 4 |
PDF頁数 | 4 | file | C00414.pdf |
通番 | 413 | 入力番号 | C00413 |
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副題 | JISの規定に対する考察 | 報告者 | 吉田亨 |
所属 | 名古屋市工業研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.1 1954-10 P70-72 DW2TB1 | 発行年月日 | 19541031 |
概要 | 自転車のハンガシャフト及びペダルシャフト等滲炭焼入を施した部品のじん性「ねばさ」を評価する方法としてJISは、2点で支持して、中央部に荷重を加えて5度曲げたとき、中央部が切損してはならないという規定を設けている。こういった滲炭焼入した部品が、どの程度のじん性を持たねばならないかは、関単には決められず、便宣的な比較試験となることは止むを得ないが、筆者は、この判定の従来の方式に多大の疑問をもっているので、その理由を明らかにして、この方面に関心を有していられる方々の批判を仰ぎたい。 | 入力日 | 19900118 |
キーワード | ハンガシャフト/ペダル軸/曲げ試験/じん性 | 画像枚数 | 3 |
PDF頁数 | 3 | file | C00413.pdf |
通番 | 412 | 入力番号 | C00412 |
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副題 | 現規定の改正を提案 | 報告者 | 吉田亨 |
所属 | 名古屋市工業研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.1 1954-10 P68-69 DW2TB3 | 発行年月日 | 19541031 |
概要 | 自転車部品中滲炭焼入を施したものは数多く、これ等の良否の判定は、主として硬度測定によって行われているのであるが、これに関する従来の規定は極めてあいまいであり、又時には明らかに誤りと認められる点を屡々見かける。筆者は特にこれに関しての実験を行ない、機械学会東海支部講演会に於て発表したことがあるが、今ここにその大要を述べ、現在自転車部品の硬度測定に於ける誤りを指摘したいと思う。 | 入力日 | 19900118 |
キーワード | 硬度試験/硬度測定法/ロックウエルかたさ/ショアー硬さ/硬化材料 | 画像枚数 | 2 |
PDF頁数 | 2 | file | C00412.pdf |
通番 | 411 | 入力番号 | C00411 |
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副題 | 報告者 | 熊野敏彦 | |
所属 | 島野工業株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.1 1954-10 P63-67 DB5TB3 | 発行年月日 | 19541031 |
概要 | 軟鉱の表面のみに炭素量を増加し、適当な熱処理を行えば、中心部は軟鉱の性質をもったまま靭性があり、表面は非常に硬い耐摩耗性のものが得られる。すなわち滲炭処理がこれである。個体「木炭+炭酸塩」中にて処理するものを個体滲炭、液体「青酸カリ+炭酸塩」中で処理するものを液体滲炭、ガス中で処理するものをガス滲炭という。近年零囲気中の熱処理が広く利用されるようになり、ガス滲炭及びガス滲炭窒化法もその種々の利点によって、一部ではかなり大規模に工業化されるに至っているので、少しく述べてみることにした。 | 入力日 | 19900118 |
キーワード | ガス浸炭窒化法/浸炭窒化金属/浸炭炉/浸炭剤 | 画像枚数 | 5 |
PDF頁数 | 5 | file | C00411.pdf |
通番 | 410 | 入力番号 | C00410 |
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副題 | 報告者 | 寺崎栄 | |
所属 | 大日本機械工業株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.1 1954-10 P47-62 DW24TB3 | 発行年月日 | 19541031 |
概要 | 金属塗装実施の工程は、成形せられた目的物の前処理、塗装、乾燥に大別され、夫夫細部の工程に分けられる。各工程共、種々の方法があり、夫夫得失があって、選択択され、実施されるのであるが、ここでは静電塗装と赤外線乾燥のみに関し、極く平易に解説する。静電塗装法は、適性の塗料を圧搾空気又は静電気力の作用で微粒化し、電界内に分散させ、同時に電荷を与えて、電界の作用で品物の表面に均済に付着させる方法である。工業用赤外線加熱には専ら赤外線電球が使用されている。 | 入力日 | 19900118 |
キーワード | 静電塗装/スプレー塗装機器/赤外線乾燥/赤外線乾燥炉 | 画像枚数 | 16 |
PDF頁数 | 16 | file | C00410.pdf |
通番 | 409 | 入力番号 | C00409 |
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副題 | 報告者 | 宮田輝彦 | |
所属 | 株式会社宮田制作所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.1 1954-10 P44-46 | 発行年月日 | 19541031 |
概要 | 亜鉛めっきが非常に防錆力のあることは、トタン板が亜鉛の天ぷらめつきであることから容易に理解されるが、外観がどうもニッケルやクロムに比べ見劣りがする。そこで亜鉛めっきに光沢をもたせ、その光沢を長もちさせることができたら、その防錆力と相俟って、広い応用面が開ける訳である。ユニクロムはこの問題を一挙に解決したものである。亜鉛めっき又は亜鉛製品を、ユニクロム液に数秒間浸すだけで、光輝ある表面が生ずると共に、この光沢を何時迄も保持する虹色の薄膜が出来る。この処理をクロメート処理という。 | 入力日 | 19900118 |
キーワード | ユニクロム/クロメート被覆/亜鉛めっき | 画像枚数 | 3 |
PDF頁数 | 3 | file | C00409.pdf |
通番 | 408 | 入力番号 | C00408 |
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副題 | 報告者 | 寺崎栄 坂田茂登 | |
所属 | 大日本機械工業株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.1 1954-10 P33-43 DW2PH5 | 発行年月日 | 19541031 |
概要 | ガラメッキは廻転メッキともいわれ、主としてインチ以下の小物を多量に処理するのに使用される。しかし、工夫さえすれば、棒、パイプのような長物や、その他のかなり大きなものでも、この方法でメッキすることができる。ガラメッキの特長は、人手が少くてすみ、設備費もかさまないことであるが、メッキの仕上りは、静止メッキに比べると落ちる場合が多い。しかしある場合には(例えば球のように)ガラメッキでなければできないこともあり、他のものでも研究次第で、ガラメッキに勝るとも劣らないメッキをすることができる。 | 入力日 | 19900118 |
キーワード | ガラめっき/ガラ研摩/酸洗い/脱脂/めっき液 | 画像枚数 | 11 |
PDF頁数 | 11 | file | C00408.pdf |
通番 | 407 | 入力番号 | C00407 |
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副題 | 報告者 | 須藤梅吉 | |
所属 | 岡本自転車株式会社 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.1 1954-10 P22-32 DW7TB3PH12 | 発行年月日 | 19541031 |
概要 | 自転車車体の塗装の面において、一番改善したいことは「砥の粉と漆を用いて行う下地付け」を無くすことであつて、厚塗の弊の打開、これは「庇のないフレーム」が得られれば、すなわち、フレーム表面に粗いヤスリきず、肌荒れ、打痕などがなければ、実現することである。特にロー付後表面にハミ出し固着した真鍮ロー除去に不適正なヤスリ仕上げで疵をつける場合が多い。これらに変るフレーム素地の調整方法として、当社で行っている電解による真鍮ロー余肉除去法の概要を述べてみる。 | 入力日 | 19900117 |
キーワード | ろう付け/電解除去/フレーム/真ちゅうろう | 画像枚数 | 11 |
PDF頁数 | 11 | file | C00407.pdf |
通番 | 406 | 入力番号 | C00406 |
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副題 | 報告者 | 吉田亨 | |
所属 | 名古屋市工業研究所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.1 1954-10 P17-21 DW1TB2PH3 | 発行年月日 | 19541031 |
概要 | 自転車車体の眞鍮ロー付に於て、ここ数年末常に論議されてきた問題は、ロー流れ防止、又は余剰ローの除去ということで、車体組立上大きなネックであった。筆者は数年前より、イギリス、フランス、その他の外国製自転車を毎年調査してきたのであるが、その際特にこの方面に関心を払って、調査の重点を置いてきた。これ等の調査と、更にこれを確めるために行った実験によって、大体の結論を得ることができたので、これをここに発表して読者諸氏の御批判を仰ぎたいと思う。 | 入力日 | 19900117 |
キーワード | ろう付け/ろう材/ろう付法/フラックス | 画像枚数 | 5 |
PDF頁数 | 5 | file | C00406.pdf |
通番 | 405 | 入力番号 | C00405 |
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副題 | 報告者 | 三船義雅 | |
所属 | 株式会社高木鉄工所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.1 1954-10 P13-16 DW4 | 発行年月日 | 19541031 |
概要 | 生産合理化、能率増進、そして新技術の導入等の華々しい仕事に対しては、どこの工場に於ても、総力を挙げて専心之が対策に懸命であることは、皆様よく御存知の通りである。然し生産活動全体を構成する要素のうち、人目につかぬ地道な仕事について、再検討を加えるのも、コスト引下げに対する一つの行き方として、決して無駄なことではないと思う。之等の哀れな仕事について筆を執ることとし、今回は「酸洗作業」に関して少々述べてみることにする。 | 入力日 | 19900117 |
キーワード | 酸洗い/硫酸/塩酸/濃度 | 画像枚数 | 4 |
PDF頁数 | 4 | file | C00405.pdf |
通番 | 404 | 入力番号 | C00404 |
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副題 | バフ研摩とベルト研摩について | 報告者 | 船橋渡 |
所属 | 名古屋工業技術試験所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.1 1954-10 P7-12 TB2 | 発行年月日 | 19541031 |
概要 | よいメッキをなすためには、どんな工作法、どんな加工条件を選んで素地研摩をしたらよいか、そしてまたそれはどんな理論的基礎に基いているかについて述べることにする。メッキは素地の表面が充分に清浄で、滑面のときに光沢あるメッキが得られるのであるから、物理的あるいは化学的処理により、素地の表面を滑面にしなくてはならない。種々の方法が用いられるが、ここではバフ研摩とベルト研摩についてのべることにする。 | 入力日 | 19900117 |
キーワード | 素地研摩/バフ研摩/ベルト研摩 | 画像枚数 | 6 |
PDF頁数 | 6 | file | C00404.pdf |
通番 | 403 | 入力番号 | C00403 |
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副題 | 報告者 | 飯島喜太朗 | |
所属 | 名古屋工業技術試験所 | 出典 | 自転車生産技術 |
号・年月・頁 | NO.1 1954-10 P3-6 DW6 | 発行年月日 | 19541031 |
概要 | ショット・ピーニングおよびショット・ブラストは、サンド、ブラストから発達した新しい表面処理技術であって、アメリカでは自動車工業等において戦前から行われ、戦後においては益々盛んに用いられている。我が国においても車輌工業等において戦後次第に普及されてきた。このショット・ピーニングという新しい表面処理技術は”どういう加工法か”、”どういう効果があるが”、自転車工業に応用すればどう言うことに役立つかなどについて概括的な説明を加えて参考に資したいと思う。 | 入力日 | 19900117 |
キーワード | ショットピーニング/ショットブラスト/表面処理 | 画像枚数 | 4 |
PDF頁数 | 4 | file | C00403.pdf |
通番 | 402 | 入力番号 | C00402 |
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副題 | 報告者 | 槙野俊文 石井弘 藤本尭司 | |
所属 | 大阪自転車技術指導所 | 出典 | 自転車生産技術研究報告書第15-16号 |
号・年月・頁 | 1968-3 P79-83 DW18 | 発行年月日 | 19680331 |
概要 | めっき下地研摩作業の合理化の一端としてベルト研摩をとりあげ、その概論はすでに自転車生産技術研究報告書第6号に第1報として掲載したが、その後、R部研摩実験ならびにパイプ研摩機の試作を完了した。試作した研摩機の種類はギヤ研摩機、パイプセンタレス横目研摩機、パイプ横目研摩機、クランク表面及び側面研摩機であり、所期の目的を果しうることができたので、報告する。 | 入力日 | 19900112 |
キーワード | ベルト研摩/パイプ/ギヤ/クランク | 画像枚数 | 5 |
PDF頁数 | 5 | file | C00402.pdf |
通番 | 401 | 入力番号 | C00401 |
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副題 | 報告者 | 東京自転車技術指導所 | |
所属 | (財)自転車産業振興協会 | 出典 | 自転車生産技術研究報告書第15-16号 |
号・年月・頁 | 1968-3 P77-78 DW6 | 発行年月日 | 19680331 |
概要 | 本機はスポーク数36本の自転車用車輪の全スポークを同時に締め上げるとともに、スポーク張力を均一にすることを目的として研究試作したもので、ハブチャック装置、リム固定装置、ニップル供給装置、ニップル締付装置およびトルク調整装置からなりたち、機構的にも複雑をきわめるので、種々難問にぶつかり進ちょくも長期間を要する結果となったが、一応試作を完了した。試運転実験において、修正を要する箇所は多少あったが、縦ぶれ0.5mm前後、横ぶれ1.5mm前後の精度を保持することができ、実用化の見通しが得られた。 | 入力日 | 19900112 |
キーワード | 車輪/スポーク締上機/ニップル/組付け | 画像枚数 | 2 |
PDF頁数 | 2 | file | C00401.pdf |